エーミングなど電子制御装置整備は乗員の命を守る重要な作業です。しかしながら、作業を完了した結果をお客様に伝える書面はこれまでありませんでした。EasyLink for Cloud は業界に先駆けて初めて帳票化。スキャンツールと連動することで作業完了報告書としてお客様に示すことができます。書面には画像を貼付することができ、より詳細にお客様に作業の状況を伝えることが可能です。
また、エーミング実施後、お客様に対する確認書を作成することができます。エーミング作業が完了した旨と注意事項（道路状況や気象条件 、運転条件によってはシステムが作動しない場合があります。 システムを過信しない旨の説明）を理解していただく書面となっており、お客様の署名後、PDF への変換と保存が行えます。対応スキャンツールについてはお問い合わせください。

社会問題化する大型車の車輪脱落事故の要因のひとつにクリップボルトが規定トルクで締め付けられていない点が挙げられます。2023年10月より事故を起こした運送事業者に対して行政処分が科されるため、今後大型車のタイヤ脱着作業はますますコンプライアンスが重視されてくることが考えられます。
本システムでは新たに株式会社空研の製品であるPTS ナットランナーのオプションロガー対応でタイヤのクリップボルトの規定トルク締付証明の発行システムを追加しました。これまで開発が困難だった締付証明書により、作業日時、全タイヤの締付トルクの値を提示することで、タイヤサービスの安全と安心をお客様にご提供し、収益拡大と貴社のブランド力向上をお約束します。

スキャンツールによる全自己診断をはじめ、フリーズフレームデータ、およびデータモニタといったあらゆるデータを管理でき、全拠点で共有できます。スキャンツールの保有は自動車整備業界では進んだものの、スキャンツールで得た故障診断情報は顧客別で管理することが難しいため、従来にはない機能としてお使いいただけます。

自己診断においてDTCが検出されても消去で終わり、故障探求やお客様への提案に繋げている事例が少ないことから、帳票として診断結果を出力することで、お客様に故障の可能性を可視化させ、しっかりとメニューとして体系化することが可能となります。右に示した簡易診断結果はDTCの有無で〇△×の結果を示し、お客様に対し、結果とご提案が可能です。

コグニビジョン株式会社の見積りシステム、コグニセブンで作成した見積書データと連携し、車体整備記録簿の書式に自動転記する機能を搭載しました。お見積り書部位ごとの作業を記録簿用記号に自動変換する画期的機能です。
なお、記録簿の下段には案件メモ欄を設け、情報を記載することができます。

入出庫診断・アライメント調整・車体測定・外注伝票・リビルト保証書などなど・・・。
一件の作業に紐づく伝票や帳票もひと月ごとにまとめれば膨大な量になります。
そこへ加えて診断データなどのデジタルデータの保存。
いざ探そうとしてもバラバラに保存していては、なかなか見つかりません。

案件ごとに一括保存が一歩先行くDX戦略。
ファイルアップロード機能は最大 10M のファイルサイズ（オプション）に対応し、添付することが可能です。
お客様のクルマをデータ管理・情報共有が行えます。
再来店されたお客様のデータをすぐに検索できるので、お客様の履歴を基にクルマの現状を把握することが可能です。